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毎朝、通勤の途中で「仕事辞めたい」と考えてしまう。
そんな日が続くと、これは甘えなのだろうか、それとも本当に辞めるべきなのだろうかと、答えを出せずに苦しくなりますよね。
結論からお伝えすると「辞めたい」と感じること自体は甘えではありません。
多くの人が同じ気持ちを抱えながら働いています。大切なのは、その気持ちの理由を整理し、続けるか辞めるかを自分で納得して決めることです。
この記事では、仕事を辞めたいと感じる理由から、今すぐできる対処法、転職活動の進め方まで解説します。
つらいと感じる状況を打開するためにもぜひ参考にしてください。
選択ラボ編集部
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「仕事辞めたい」と感じるのはあなただけではない

仕事を辞めたいと感じるときに「自分が弱いのではないか」と感じるかもしれませんが、決してそうではありません。
まずはデータから、今のあなたの状態を客観的に見てみましょう。
仕事に強いストレスを感じる人は約7割
厚生労働省の調査によると、現在の仕事や職業生活に関することで強い不安・悩み・ストレスを感じる労働者の割合は67.5%と、約7割にのぼります。
その内容として多いのは、次の3つです。
| ストレスの内容 | 割合 |
| 仕事の量 | 39.5% |
| 仕事の失敗・責任の発生等 | 39.5% |
| 対人関係(セクハラ・パワハラを含む) | 32.9% |
このように、仕事で強いストレスを感じている人は珍しくありません。
「辞めたい」と思うのは特別なことではなく、多くの働く人が抱える自然な感情だと考えてよいでしょう。
※出典:厚生労働省「令和7年 労働安全衛生調査(実態調査)」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/r07-46-50_gaikyo.pdf
「辞めたい」は甘えではなく心身からのサイン
つらい気持ちを我慢し続けると、睡眠の乱れや食欲の低下など、心身の不調につながることがあります。
「辞めたい」という気持ちは、今の環境を一度見直したほうがよいという、心と体からのサインとも言えます。
まずは自分を責めないことが大切です。
「甘えているのでは」と考えるよりも「何がつらいのだろう」と状態を客観的に見つめるほうが、次の一歩を考えやすくなります。
「仕事辞めたい」と感じるよくある理由

「仕事を辞めたい」と感じる背景には、いくつか共通する理由があります。
自分の気持ちがどれに近いのかを確認しながら読んでみてください。
職場の人間関係がうまくいかない
上司や同僚との関係は「辞めたい」と感じる大きな理由の一つです。
厚生労働省の令和7年雇用動向調査でも、「職場の人間関係が好ましくなかった」が2番目に多く挙げられています(「その他の個人的理由」を除く)。
毎日、苦手な相手と長い時間を過ごすストレスは、思っている以上に心をすり減らします。
※出典:厚生労働省「令和7年 雇用動向調査結果の概要」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/26-2/index.html
労働時間が長い・休日が少ない
残業や休日出勤が続くと、心身が十分に回復しないまま次の週を迎えることになります。
厚生労働省の令和7年雇用動向調査では、「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」が最も多くなっています(「その他の個人的理由」を除く)。
慢性的な長時間労働は、「辞めたい」という気持ちの直接的な引き金になりやすいものです。
※出典:厚生労働省「令和7年 雇用動向調査結果の概要」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/26-2/index.html
給与や評価に納得できない
仕事内容に見合った給与が支払われていない、成果を出しても正当に評価されないと感じると、少しずつ働く意欲が下がっていきます。
「頑張っても報われない」という感覚は、辞めたい気持ちを強める要因になります。
仕事内容が合わない・向いてないと感じる
やりがいを感じられない、自分の力を発揮できないという悩みも少なくありません。
「向いていないのでは」と感じるのは甘えではなく、仕事内容と自分の適性がかみ合っていない、いわゆるミスマッチの可能性があります。
担当業務や働き方を見直すことで、解決するケースもあります。
心身が疲れきっている・精神的に限界
明確な理由が思い当たらなくても、慢性的な疲労やストレスで「ただ働きたくない」という状態になることもあります。
吐き気や不眠、気分の落ち込みなど、体にサインが出ている場合は注意が必要です。
こうした限界のサインが出ているときは、早めに心身をケアすることを優先しましょう。
仕事を辞めるか迷ったときの判断軸|「甘え?」と悩む前に

「辞めたいと思うなんて甘えかもしれない」と悩む前に、続けるか辞めるかを冷静に見極める判断軸を持っておくと、気持ちが整理しやすくなります。
まずは、判断の目安を整理してみましょう。
| 辞める方向で考えていいとき | 一度立ち止まって考えたいとき |
| ・心身に不調が出ている ・ハラスメントを受けている ・改善を求めても変わる見込みがない | ・衝動だけで決めようとしている ・次にやりたいことが決まっていない ・辞めたい原因が自分の工夫で解決できそう |
こんなときは辞める方向で考えていい
- 心身に不調が出ている
- 職場でハラスメントを受けている
- 改善を求めても環境が変わる見込みがない
こうした状況では、我慢を続けることがかえって健康を損なう恐れがあります。
無理をして体調を崩す前に辞める判断は、決して逃げではなく、自分を守るための前向きな選択です。
一度立ち止まって考えたいとき
- 強い勢いや衝動だけで辞めようとしている
- 次にやりたいことが決まっていない
- 辞めたい原因が自分の工夫で解決できそう
このような状況なら一度立ち止まって考えましょう。
辞めても同じ悩みを繰り返してしまう可能性があります。今の不満が「環境を変えないと解決しないもの」かどうかを見極めることが大切です。
辞めていいか迷うときのチェック項目
判断に迷うときは、次の3つを確認してみてください。
- 辞めれば本当に解決するのか
- つらさの原因が自分にあるのか、環境にあるのか
- 冷静に判断できないほど疲れているのか
自分で判断できないほど疲れているなら、結論を出す前にまず休むことを検討してみてください。
疲れきっているときは正しい判断が難しくなります。
まずは休養をとり、頭が働く状態に戻してから考えても遅くはありません。
「仕事辞めたい」と思ったときにまず試したい対処法
すぐに辞める決断をする前に、試せることがいくつかあります。順番に見ていきましょう。
辞めたい理由を書き出して整理する
まずは、頭の中のモヤモヤを紙やスマホに書き出してみましょう。
「何が」「どのくらい」つらいのかを言葉にすると、自分の状態が見えやすくなります。
書き出した理由を「自分で変えられること」と「変えられないこと」に仕分けすると、次の一手が見えてきます。
書くことで感情が整理され、勢いだけで辞めてしまう衝動を抑える効果も期待できます。
一人で抱えず信頼できる人・相談窓口に話す
家族や友人、社内で信頼できる人に話すだけでも、気持ちが整理されることがあります。
社内で話しにくい場合は、以下のような公的な相談窓口を利用する方法もあります。
一人で抱え込まず、まずは誰かに話してみましょう。
思い切って休む・有給でリフレッシュする
疲労で判断力が落ちているときは、まず休養を優先しましょう。
有給休暇や連休を使って職場から物理的に距離を置くと、気持ちが落ち着き、冷静に考えられるようになります。
「辞める」という結論は、休んで頭を整理してからでも遅くありません。
異動や働き方の変更を会社に相談する
辞める前に、部署異動や勤務形態の変更を相談してみるのも一つの方法です。
人間関係や仕事内容が理由の場合、環境を変えるだけで悩みが解決することもあります。
会社を辞めずに状況を改善できる可能性がないか、確認してみましょう。
仕事を辞めたいけど言えない・怖いときでもやってはいけないNG手段
「辞めたいのに、どうしても言い出せない」という気持ちはよく分かります。
ただし、言えないからといって、次のような手段をとるのは避けましょう。
あとで自分が不利益を被ることになりかねません。
無断欠勤・音信不通のまま辞めようとする
言い出せないからと無断で休み続けたり、連絡を絶ってそのまま辞めようとしたりするのは避けるべきです。
会社は状況を確認できず、就業規則違反として懲戒処分の対象になる可能性があります。
また、離職票や退職金など必要な手続きが滞り、結果的に自分が損をしてしまいます。
家族や身元保証人へ連絡がいくケースもあり、かえって事態が大きくなることも考えられるでしょう。
気まずさから逃げるほど、後処理は重くなります。
仮病・嘘の理由で強引に辞める
「バレにくいから」と仮病を使ったり、事実と異なる理由をでっち上げたりするのもおすすめできません。
診断書の提出を求められた際に話の矛盾が生じ、信頼を失うリスクがあります。
同じ業界内では、思わぬ形で経歴や評判が伝わることもあります。
退職理由は「一身上の都合」で十分です。無理に嘘をつく必要はありません。
仕事辞めたいのにどうしても言えないなら「退職代行Jobs」がおすすめ
上司に退職を言い出せない、伝えても強く引き止められてしまう。
そんなときは、退職代行サービスを利用するのも一つの方法です。
退職代行Jobsは、顧問弁護士・労働組合との連携で運営されており、退職の意思伝達に加えて、有給休暇や退職金の交渉にも対応しています。
会社と直接やり取りをせずに退職を進められるため、心理的な負担を抑えたい方に向いています。
「もう限界だけれど、自分では言えない」という場合の選択肢として、知っておくと安心です。
仕事辞めると決めたら|後悔しない転職活動の進め方
辞めると決めたら、次は後悔しない転職活動の進め方を押さえておきましょう。
体調に問題がなければ在職中に転職活動する
収入が途絶える不安を避けたいなら、在職中に転職活動を進めるのがおすすめです。
次の勤め先が決まってから退職すれば、金銭的な焦りから条件を妥協するリスクを減らせます。
ただし、心身が限界に近い場合は、まず回復を優先し、体調を整えてから動く判断も大切です。
転職エージェントを活用して効率的に探すのもおすすめ
一人で求人を探すのが大変なときは、転職エージェントを活用すると効率的です。
非公開求人の紹介や、自分の市場価値の把握、面接対策のサポートなどを受けられます。
働きながらの転職活動は時間が限られるため、プロの力を借りることで負担を減らせます。
「仕事辞めたい」と感じる人によくある質問
最後に、「仕事辞めたい」と感じる人からよく聞かれる質問にお答えします。
- 仕事を辞めたい人はどのくらいいる?
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「仕事を辞めたい」と感じる人の割合をそのまま示した公的な統計はありません。
ただし、厚生労働省の調査では、1年間に仕事を辞めた人の割合(離職率)は13.7%、仕事や職業生活で強いストレスを感じている労働者は約7割にのぼります。
こうしたデータからも、働くなかで悩みやストレスを抱える人は多く、「辞めたい」と感じること自体は決して特別なことではないといえます。
※出典:厚生労働省「令和7年 雇用動向調査結果の概要」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/26-2/index.html
- 辞めたいと何か月前に伝えるべき?
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就業規則に「退職は◯か月前までに申し出る」と定められていることが多いため、まずは確認しましょう。
一般的には1~2か月前に伝えるとスムーズです。
なお、期間の定めのない雇用の場合、民法上は退職の意思表示から2週間で退職できるとされています。
引き継ぎや有給消化の期間も考え、余裕を持って伝えるのが理想です。
※出典:厚生労働省「退職の申出は2週間前までに」https://jsite.mhlw.go.jp/miyagi-roudoukyoku/library/miyagi-roudoukyoku/window/img/kiso_04.pdf
- お金がない・次がなくても辞めていい?
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心身が限界に近いときは、休職や退職も選択肢になります。
ただし、収入が途絶える不安があるなら、在職中に転職活動を進め、次の勤め先を決めてから辞めるのが基本です。
どうしても今の職場を続けるのがつらい場合は、貯蓄や失業給付なども確認しながら、無理のない範囲で計画を立てましょう。
まとめ|「仕事辞めたい」は自分を守るサインと考えよう
最後に、この記事の要点を整理します。
- 「辞めたい」は甘えではない
- 辞めたい理由を整理し、辞めていいかどうかを判断する
- 対処法を試し、辞めると決めたら転職準備を進める
仕事を続けるべきか辞めるべきかという問いに、共通する正解はありません。
同じ職場でも感じ方は人によって違うため、周囲の意見に流されすぎず、自分の状況に合わせて考えることが大切です。
「仕事辞めたい」という気持ちは、あなたが自分を大切にしようとしているサインでもあります。
一人で抱え込まず、今の状況を整理しながら、納得できる選択をしていきましょう。