「駅路」
ホッとゲストはオルリコさんでした。日本に暮らして6年が経ったというオルリコさん。故郷モンゴルには3年帰っていないのだとか。モンゴルの良い季節は夏。大草原が緑に色付き、一層美しくなります。そして夜は、本も読めるほど明るくなる満天の星空。ゲルと呼ばれるテントには窓があって、そこから星空を見上げながら眠りにつきます。羨ましい!しんと静まり返る深夜は時折、馬や羊の鳴き声が響き渡るそうですよ。
こんなに素晴らしい環境で育ったオルリコさん、さぞかしこの都会ぐらしが窮屈なのではないかと尋ねると、「ないものねだりで、都会のネオンにも子供の頃から憧れていた」とか。
新曲「駅路」「恋姫」は5枚目のシングル。レコーディングの時は大好きなテレサ・テンさんの魂が自分に降りてきた気がして、身が引き締まる思いだったとおっしゃっていました。
最後に、モンゴルの伝統的な歌唱法「オルティンドー」を披露していただき、スタジオ内はモンゴルの大草原の空気に・・・。
是非、日本とモンゴルの架け橋になるべく、ご活躍くださいね!応援しています!
「Re:Us Navigation」
昨日、「熊谷育美ベストアルバム~Re:Us~」を発売されたばかりの熊谷さん。メジャーデビューから7年、5年前には東日本大震災で大きな被害に遭った故郷、気仙沼。一時は歌うこともピアノを弾くこともできなくなってしまったこともありました。復興は少しずつ進み、今でも重機の音が聞こえる状況だけど、自分の活躍が皆の励みになればと、頑張っていらっしゃいます。
今、気仙沼は初鰹に湧いています。今年水揚げ日本一になると、20年連続水揚げNo.1になるとか!町をあげてみんなで応援しているそうですよ。
アルバムにも収録されている配信シングル「Re:Us Navigation」は、故郷気仙沼の美しい港町をイメージして作られました。昔のようにもっと東北に遊びに来て欲しい!という思いを込めたメッセージソング。軽いリズムに明るい熊谷さんの歌声がとても心地よい1曲。「Re:Us 」は「もう一度私達の手で・・・」という意味と、東北エリアの観光スポット「リアス式海岸」の「リアス」にもなぞらえているのですね!
この夏、「Re:Us Navigation」を聞きながら、東北に遊びに行ってみてはいかがですか?