「奥の細道」
3時台に渥美二郎さんがお越しくださいました。5月16日に第22回「人仁の会」を開催する渥美さん。1回目は平成7年の4月に阪神淡路大震災のチャリティーコンサートとして開催。メンバーは渥美二郎さん、宮路オサムさん、島津ゆたかさんの3人。お金はかけられないので、全て自分たちの手で、会場の手配、ポスター貼り、チラシ配りをしたとのこと。現在では「人仁の会」の存在は多くの人々に知られ、「まもなくその時期だね」とファンの方々に声を掛けられるほどになったそうです。

5月にニューアルバムを発売する渥美さんですが、今日ひと足はやく、そのアルバムから1曲「リバーサイドホテル」をお届けしました。そう、今回のアルバムは初のニューミュージックのカバーアルバムなのです。このアルバムには「異邦人」「無縁坂」「秋桜」「ルビーの指環」「季節の中で」などなど、ニューミュージックの名曲を渥美二郎さんの歌声でカバー。渥美さんがニューミュージックを歌われるのも大変新鮮だし、聞き慣れた名曲たちをまた新たな魅力を感じながら聞くことができます。夏木さんも絶賛です！

1年半前に発売した「奥の細道」を大切にじっくりと歌い続ける渥美さん。チャリティーコンサートを22年間続ける渥美さん。そして初のニューミュージックのカバーアルバム発売という、新しいことにチャレンジする渥美さん。渥美さんの深く濃い歌手人生は、まだまだ私達ファンを魅了し続けてくれそうですね！

「紅花慕情」
ホッとゲストは、今月6日にデビューした羽山みずきさんをお迎えしました。羽山さんは歌手になる前、出身地の山形県の出羽三山神社で巫女さんを6年間務めていました。キャッチフレーズもずばり「開運演歌女子」！何だかご利益がありそうですね。羽山さんは巫女さんらしく、丁寧な言葉づかい。夏木さんのひとつひとつの質問にきちんと答えていく姿は大変好感が持てます。巫女さんをつとめる傍ら、民謡も独学で勉強。のびのある素直な歌声はその努力の賜物なのです。

ご出演が終わり、私たちスタッフに「ありがとうございました」とお辞儀をする姿が、背筋がピッと伸びていてとっても美しい！さすが元巫女さん！これからの演歌界を背負って立つにふさわしく、頼もしい新人、羽山みずきさんでした！