子供の頃、一番好きだった場所、それは図書室。
ページを開けばそこに広がる、めくるめく冒険、胸震える恋。
みんな本が教えてくれた。
そして今でも物語は、私の心を揺さぶる・・・。
言葉が奏でる素敵な世界を、あなたの耳元にお届けします。
毎週土曜日 5:00より四国放送
毎週日曜日 5:00より西日本放送ラジオでも放送。
テーマソング「遠くへ」・Rakira
~今後のラインナップ~
6月 5日 梶井基次郎「Kの昇天」 朗読:井田由美
6月 12日 梶井基次郎「檸檬」・「詩:秘やかな楽しみ」 朗読:井田由美
6月 19 日 梅崎春生「猫と蟻と犬」① 朗読:羽佐間道夫
6月 26 日 梅崎春生「猫と蟻と犬」② 朗読:羽佐間道夫
☆早逝の天才作家・梶井基次郎の代表作をお届け☆
6月5日、12日は梶井基次郎の代表作をご紹介します。
5日は梶井基次郎ファンには人気の高い小説「Kの昇天」。
満月の夜、海辺で出会った男の死をめぐる幻想的なミステリー。
12日は代表作ともいえる「檸檬」。不安と憂鬱に苛まれながら、
京都の街をさまよう男がふと手に入れた檸檬。
その鮮やかな黄色、におい、そして冷たさ。男の心は揺れ動く。
そして“もうひとつの『檸檬』”ともいうべき詩「秘やかな楽しみ」もご紹介します。
朗読は井田由美。ぜひお聴きください!
☆生誕110年、没後60年の梅崎春生のユーモア小説☆
6月19日、26日は今年生誕110年、没後60年の梅崎春生の「猫と蟻と犬」をご紹介します。
「どうも近頃身体がだるい。仕事をするなというのだろう」などと呟く
怠け者の作家の元にひょっこりやってきて説教を始める画家。
飼い猫が起こす大事件。庭に巣くう蟻、それを食べるどこかの鶏、
もう作家の家は大騒ぎ。
梅崎春生独特のユーモアが詰まった短編小説。
朗読は羽佐間道夫です。お楽しみに!
☆「わたしの図書室」が図書館の蔵書に!☆
音声読書として全国の視覚障がい者の方にお楽しみいただけます!
「わたしの図書室」の音源は、放送終了後、戸山図書館で視覚障がい者専用のデジタル録音図書であるDAISY(デイジー)に編集され、サピエ図書館などをとおして全国の視覚障害者に無料で貸し出されます。
ラジオ番組がそのまま録音図書の一部として音源提供されるのは全国でも初めてのことです。
詳しくはこちらで
<2025年>
1月 2日 太宰治「貨幣」 朗読:細渕武揚(ラジオ日本アナウンサー)
1月 9日 宮沢賢治「水仙月の四日」 朗読:井田由美
1月 16日 宮沢賢治「猫の事務所」 朗読:井田由美
1月 23日 山本周五郎「夜の蝶」① 朗読:羽佐間道夫
1月 30日 山本周五郎「夜の蝶」② 朗読:羽佐間道夫
2月 6日 武田麟太郎「雪の話」 朗読:井田由美
2月 13日 芥川龍之介「玄鶴山房」① 朗読:井田由美
2月 20日 芥川龍之介「玄鶴山房」② 朗読:井田由美
2月 27日 新美南吉「花のき村と盗人たち」① 朗読:羽佐間道夫
3月 6日 新美南吉「花のき村と盗人たち」② 朗読:羽佐間道夫
3月 13日 太宰治「家庭の幸福」 朗読:羽佐間道夫
3月 20日 角野栄子『「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出』① 朗読:井田由美
3月 27日 角野栄子『「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出』② 朗読:井田由美
4月 3日 谷崎潤一郎「幇間」① 朗読:羽佐間道夫
4月 10日 谷崎潤一郎「幇間」② 朗読:羽佐間道夫
4月 17日 曽野綾子「白いスニーカー」① 朗読:井田由美
4月 24日 曽野綾子「白いスニーカー」② 朗読:井田由美
5月 1日 寺田寅彦「花物語」① 朗読:井田由美
5月 8日 寺田寅彦「花物語」②・「随筆難」 朗読:井田由美
5月 15日 坂口安吾「古都」① 朗読:羽佐間道夫
5月 22日 坂口安吾「古都」② 朗読:羽佐間道夫
5月 29日 坂口安吾「古都」③ 朗読:羽佐間道夫