子供の頃、一番好きだった場所、それは図書室。
ページを開けばそこに広がる、めくるめく冒険、胸震える恋。
みんな本が教えてくれた。
そして今でも物語は、私の心を揺さぶる・・・。
言葉が奏でる素敵な世界を、あなたの耳元にお届けします。
毎週土曜日 5:00より四国放送
毎週日曜日23:15より西日本放送ラジオでも放送。
テーマソング「遠くへ」・Rakira
~今後のラインナップ~
<2024年>
7月 18日 豊島与志雄「山の別荘の少年」① 朗読・井田由美
7月 25日 豊島与志雄「山の別荘の少年」②・「猫性」 朗読・井田由美
8月 1日 小川未明 「戦争はぼくをおとなにした」 朗読・井田由美
8月 8日 坂口安吾 「戦争と一人の女」① 朗読・羽佐間道夫
8月 15日 坂口安吾 「戦争と一人の女」② 朗読・羽佐間道夫
☆豊島与志雄の「山の別荘の少年」☆
7月18日、25日は豊島与志雄の「山の別荘の少年」。
児童文学者、フランス語の翻訳家として知られる豊島与志雄。豊島が訳した「レ・ミゼラブル」「ジャン・クリストフ」は今でも名翻訳として読み継がれています。
そんな豊島与志雄の童話「山の別荘の少年」は主人公の「私」が、ある山奥の別荘で過ごした1年間の思い出を語ります。また、無類の猫好きでもあった豊島与志雄が気ままな猫の生き方を見つめた随筆「猫性」(びょうせい)もご紹介。
朗読は井田由美。どうぞお楽しみに。
☆小川未明「戦争はぼくをおとなにした」☆
8月は3週にわたって“戦争”をテーマにした作品を紹介します。
第1週目の8月1日は児童文学作家・小川未明の「戦争はぼくをおとなにした」。
町も家も焼けた。戦後間もない町中で少年が目撃したある出来事とは。
昭和22年、小川未明65歳の時の作品です。
朗読は井田由美。お楽しみに!
☆坂口安吾「戦争と一人の女」☆
8月8日、15日は坂口安吾「戦争と一人の女」をお送りします。
戦争末期。むなしさを抱える男の元に元遊女だった女が転がり込み、
戦争が終わるまでと決めた二人の刹那的な暮らしが始まる・・・。
雑誌掲載時にGHQの検閲で大幅な削除を受け、一時は葬られた作品の無削除版をお送りします。
朗読は羽佐間道夫。どうぞお楽しみに!
☆「わたしの図書室」が図書館の蔵書に!☆
音声読書として全国の視覚障がい者の方にお楽しみいただけます!
「わたしの図書室」の音源は、放送終了後、戸山図書館で視覚障がい者専用のデジタル録音図書であるDAISY(デイジー)に編集され、サピエ図書館などをとおして全国の視覚障害者に無料で貸し出されます。
ラジオ番組がそのまま録音図書の一部として音源提供されるのは全国でも初めてのことです。
詳しくはこちらで
<2024年>
1月 4日 寺田寅彦作「年賀状」「二つの正月」 朗読・井田由美
1月11日 佐藤春夫「晶子さんの煙草正月」・岡本綺堂「年賀郵便」・折口信夫「門松のはなし」 朗読・井田由美
1月 18日 羽佐間道夫著 「90歳現役声優 元気をつくる『声』の話」 朗読・羽佐間道夫
1月 25日 正岡子規作 「墓」 朗読・羽佐間道夫
2月 1日 曽野綾子作 「只見川」① 朗読・井田由美
2月 8日 曽野綾子作 「只見川」② 朗読・井田由美
2月15日 岡本良雄作 「ラクダイ横丁」 朗読・細渕武揚(ラジオ日本アナウンサー)
2月22日 菊池寛作 「蠣フライ」「R」 朗読・井田由美
2月29日 山本周五郎作「避けぬ三左」① 朗読・羽佐間道夫
3月 7日 山本周五郎作「避けぬ三左」② 朗読・羽佐間道夫
3月14日 小川洋子作 「ギブスを売る人」① 朗読・井田由美
3月21日 小川洋子作 「ギブスを売る人」② 朗読・井田由美
3月28日 小川未明「学校の桜の木」/芥川龍之介「ひょっとこ」 朗読・井田由美
4月 4 日 太宰治「誰」 朗読・井田由美
4月11日 坂口安吾「花咲ける石」① 朗読・羽佐間道夫
4月18日 坂口安吾「花咲ける石」② 朗読・羽佐間道夫
4月25日 矢田津世子「神楽坂」① 朗読・井田由美
5月 2日 矢田津世子「神楽坂」② 朗読・井田由美
5月 9日 矢田津世子「神楽坂」③・坂口安吾「二十七歳」 朗読・井田由美
5月 16日 内田百閒「件」 朗読・井田由美
5月 23日 内田百閒「冥土」・「サラサーテの盤」① 朗読・羽佐間道夫/井田由美
5月 30日 内田百閒「サラサーテの盤」② 朗読・羽佐間道夫/井田由美
6月 6日 徳田秋聲「生活のなかへ」① 朗読・井田由美
6月 13日 徳田秋聲「生活のなかへ」②・「えらがり鯛蛸」 朗読・井田由美
6月 20日 江戸川乱歩「一枚の切符」① 朗読・羽佐間道夫
6月 27日 江戸川乱歩「一枚の切符」② 朗読・羽佐間道夫
7月 4日 内海隆一郎「鰻のたたき」① 朗読・井田由美
7月 11日 内海隆一郎「鰻のたたき」② 朗読・井田由美