子供の頃、一番好きだった場所、それは図書室。
ページを開けばそこに広がる、めくるめく冒険、胸震える恋。
みんな本が教えてくれた。
そして今でも物語は、私の心を揺さぶる・・・。
言葉が奏でる素敵な世界を、あなたの耳元にお届けします。
毎週土曜日 5:00より四国放送
毎週日曜日 5:00より西日本放送ラジオでも放送。
テーマソング「遠くへ」・Rakira
~今後のラインナップ~
4月 17日 曽野綾子「白いスニーカー」① 朗読:井田由美
4月 24日 曽野綾子「白いスニーカー」② 朗読:井田由美
5月 1日 寺田寅彦「花物語」① 朗読:井田由美
5月 8日 寺田寅彦「花物語」②・「随筆難」 朗読:井田由美
☆書いて、書いて、書き続けた作家、
曽野綾子の「白いスニーカー」☆
4月17日、24日は今年2月28日、93歳でこの世を去った作家・曽野綾子を偲んで、
小説「白いスニーカー」を朗読します。
小説のリサーチのために山奥のダム工事現場をたびたび訪れていた作家の「私」は、
あるとき、いつもの宿でひとりの中年女性と出会う。
女性が語り始めるこれまでの人生。
因習に縛られ、運命に翻弄されながらも、
たった一つの願いを胸に生きてきた女性の姿を描きます。
朗読は井田由美。お楽しみに!
☆物理学者・寺田寅彦の「花」にまつわる随筆集☆
5月1日、8日は「天災は忘れたころにやってくる」という言葉で知られる
物理学者・寺田寅彦の随筆「花物語」を紹介します。
父の出身地・高知や高校時代を過ごした熊本など様々な土地の思い出が、
綴られています。
エックス線や地震と災害の研究で知られる物理学者の寺田寅彦ですが、
なんと算数が苦手だったとか?!
幼い頃や青春時代の思い出を花に託して情緒豊かに綴られた「花物語」。
朗読は井田由美です。ぜひお聴きください!
☆「わたしの図書室」が図書館の蔵書に!☆
音声読書として全国の視覚障がい者の方にお楽しみいただけます!
「わたしの図書室」の音源は、放送終了後、戸山図書館で視覚障がい者専用のデジタル録音図書であるDAISY(デイジー)に編集され、サピエ図書館などをとおして全国の視覚障害者に無料で貸し出されます。
ラジオ番組がそのまま録音図書の一部として音源提供されるのは全国でも初めてのことです。
詳しくはこちらで
<2025年>
1月 2日 太宰治「貨幣」 朗読:細渕武揚(ラジオ日本アナウンサー)
1月 9日 宮沢賢治「水仙月の四日」 朗読:井田由美
1月 16日 宮沢賢治「猫の事務所」 朗読:井田由美
1月 23日 山本周五郎「夜の蝶」① 朗読:羽佐間道夫
1月 30日 山本周五郎「夜の蝶」② 朗読:羽佐間道夫
2月 6日 武田麟太郎「雪の話」 朗読:井田由美
2月 13日 芥川龍之介「玄鶴山房」① 朗読:井田由美
2月 20日 芥川龍之介「玄鶴山房」② 朗読:井田由美
2月 27日 新美南吉「花のき村と盗人たち」① 朗読:羽佐間道夫
3月 6日 新美南吉「花のき村と盗人たち」② 朗読:羽佐間道夫
3月 13日 太宰治「家庭の幸福」 朗読:羽佐間道夫
3月 20日 角野栄子『「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出』① 朗読:井田由美
3月 27日 角野栄子『「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出』② 朗読:井田由美
4月 3日 谷崎潤一郎「幇間」① 朗読:羽佐間道夫
4月 10日 谷崎潤一郎「幇間」② 朗読:羽佐間道夫