「望郷の駅はまだ遠い」

今日のホッとゲストは今月１日からデビュー55周年に突入した冠二郎さんでした。1967年に「命ひとつ」で歌手生活をスタートさせた冠二郎さん。しかし「10年間、ヒット曲が無かった」という決して順風満帆ではなかった冠さんにとって初のヒット曲となったのが『旅の終り』でした。「新橋のパチンコ屋さんから“流れ流れて～♪”と聞こえてきた時は(パチンコ屋さんの)表で聞いて涙が出ましたね。」と当時の心境を語った冠さん。さらに“ネオ演歌”として再び注目を浴び大ヒットとなった『炎』。実はこの大ヒットの裏で冠さんご自身は“今までの自分のカラーを変える事が怖かった”という思いもあったそうです。ということで、いつもは脱線しがちな冠さんと夏木さんのトークですが、今日はこの他にも冠さんの師匠・三浦康照先生やお母さんの話など、いつもより時間は短かったですがその分とても内容の濃いゲストコーナーになりました！

さて、“デビュー55周年”を飾る記念曲は11/24(水)発売の「望郷の駅はまだ遠い」です。この作品は、1987年発売のアルバムに収録されていた“知る人ぞ知る隠れた名曲”。山あり谷あり色々あった歌手人生55年・・・この作品にはそんな色々な道を歩んできた冠二郎さんの想いも重なっています。ぜひ、じっくりと冠二郎さんの世界を味わってほしい１曲になっています。

今日のゲストコーナーの模様は下のリンクからradikoでお聞きいただけます。

https://radiko.jp/share/?sid=JORF&t=20211126161023

※放送日から1週間お聞きいただけます。