追悼・谷川俊太郎特別番組「わたしの図書室」
「90歳の自分に3歳の子供が棲んでいる」……
“生涯現役”の国民的詩人・谷川俊太郎と出版界の怪物・角川春樹の対談。
自作の詩「おに」を谷川俊太郎自身が朗読!
2022年4月に実現した貴重な対談を再放送!
今月13日、日本の現代詩を代表する詩人・谷川俊太郎が逝去した。
ラジオ日本「わたしの図書室」では11月28日(木)夜11時30分から、谷川俊太郎を偲び、2022年4月に放送した番組を再編集し放送します。
当時90歳の国民的詩人・谷川俊太郎と、当時80歳の角川春樹。
二人の才人の口からは、交互に“人生の宝物”のようにキラキラした言葉が飛び出す。
半世紀を超える深い絆で結ばれた、言葉の世界に生きる二人の超大物の対談の最後には、谷川俊太郎自身が自作の詩「おに」を朗読している。
この対談は、角川春樹事務所創立30周年を記念して、「シリーズ にほんの詩集」が刊行された際に実現した。全12冊のシリーズ中、第1巻が「谷川俊太郎詩集」。
谷川俊太郎にとって、初めて自分の詩集を文庫版として出版してくれた角川は今でも恩人。角川は谷川の生み出す詩に宿る「詩品」を愛しつづけてきた。そして、「歳をとるほど詩を書くのが楽しくなっている」と語る谷川に、角川も大いに共感。対談では二人の出会いから、谷川の名作「生きる」が読者の心を捉えた理由、詩作に大切な“軽み”について、そして、子供たちに伝えたいこと…と話題がつきない。「生涯現役」そのものの谷川俊太郎と角川春樹。二人の鬼才の貴重な対談を再び放送する。
【放送内容】
★11月28日(木) 夜11:30~12:00
★出演:谷川俊太郎/角川春樹
聞き手:井田由美(日本テレビアナウンサー)
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放送後1週間お聴きいただけます。