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ラジオ日本

山梨学院大学 飯島理彰監督

  • 96回大会を振り返って(前回不出場)

ここまで落ちるのかと思ったのが正直な気持ち。きちんと良い状態で出た大会でこの結果。箱根駅伝で走りたくて山梨学院に来た学生たちに申し訳ない気持ち。33年続けて築き上げてきた伝統、出場記録を途切れさせてしまった。責任を感じた。

 

  • この1年について

前回の箱根駅伝で出場を逃したときから、まずは選手たちに今のままではダメだと明確に伝えた。一番はスタミナが足りなかった。「スタミナ強化しない限り、箱根駅伝には永遠に出られない」と。2019年10月から練習量を1.25〜1.5倍に増やした。

今の学生は新しいことに敏感。他大学の取り組み、大迫傑選手の練習方法などに興味津々。ただその取り組みは、高いレベルにある選手がやることであると伝えた。力のない選手がやることではないんだと。

強化のため、どちらかというと昔の練習を取り入れた。練習量をこなして、私自身が現役の時と同じような練習をした。私はその練習のおかげで5000m13分台、1万m28分台で走れた。

コロナ禍…幸い山梨は感染者が少ない方だった。帰省する選手はいなかった。でも活動の規制はあった。4月1週目から7月上旬まで、大学のガイドラインに沿って行動。2週間に1度センター会議をしてその方針に従った。

夏合宿…長野の車山高原で出来た。例年の1.25倍、1.5倍の距離を踏めた。泊まるホテルは協力的でありがたかった。

 

  • 予選会・全日本

予選会7位…100%に近いデキで走ってくれた。ただこのデキで7番目。他大学が強いと言わざるを得ない結果。

全日本13位…予選会で結果が出たあとでチームの雰囲気は良く勢いがあった。しかし上位校の強さを見せつけられた。勢いだけでは通じないと思った。3区で順位を下げてしまった。例年なら順位が落ちたら盛り返せないことが多かったが、少しずつ順位を上げた。特にアンカーの森山が3人抜いたので、良い雰囲気で大会を終えられた。

 

  • チームの特徴、良さ

4年生が一致団結できているところ。4年生は練習終了後必ず集まって話し合う。練習のデキ、改善点など話している。チームを一日一日良くして行こうという気持ちを感じる。

 

  • 97回大会について(展望・目標)

シード権獲得を目指したい。でも予選会7位のチームなので大きなことは言えない。大エースがいないので、1区から常にシード権内の見える位置にいたい。

監督として初の箱根駅伝…嬉しいが出るからにはある程度勝負したい。しかし上位校は強い。

山梨学院で箱根駅伝を走りたいと集まった16人。ノビノビと走って欲しい。何のプレッシャーもないチーム。

オーダーは3~4パターンを考えている。森山、オニエゴは生かせる重要区間での起用になると思う。森山、オニエゴの前後を走る区間の選手は、仕上がり具合によって決めたい。山区間は、経験者がいないので厳しい。区間賞の記録を見ると、太刀打ちできないと思う。シード権を狙うチームなので、区間10-12位ぐらいで収められたら。

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