2000年2013年に次いで3回目の4位。堅実によく頑張ってくれました。苦戦した区間もよく耐えました。
一歩踏み込めた大会だったと思います。3位と3秒差というのは悔しさが残っている。
春は、寮に残った選手と帰省した選手がいて、それぞれが自主練習だった。
目的意識をもった選手はきちんと練習できた。そうでない選手との差が開いた。合同練習を始めたときはバラツキがあった。10月ぐらいから足並みが揃ってきて、練習の消化などは昨年と遜色ないと思っている。
監督はグランドに立ってみていたが、一切声を掛けなかった。
スマホのアプリに管理シートのようなものがあり、走った距離や体重・健康状態などをチェックしていた。
10月の多摩川5大学対校競技会で最下位。現状の立ち位置が確認でき、これで選手たちにスイッチが入った。
学生たちの目標は5位だった。3年連続シード権。安心とか納得はしていないが手応えのあるレースだった。
大学新記録だった。優勝チームとの差は3分程度だったが、普通なら3位、4位のタイム。
1区18位だったが、レースを捨てないで襷を繋ぎ、展開を変えるような選手が出てきたことは嬉しいこと。
中心は、前回も活躍した主将・星、小野寺、遠藤とともに、今年伸びてきた4年生の増田ら。
4年間の集大成で力をつけてきているのは学生スポーツらしい。この選手たちも起用したい。そして3年生。
帝京大は例年、往路より復路で順位を上げてくるチームだが、今年は往路から積極的に攻め、往路3位で終えたい。
もし3位で往路を終えたら新たな目標を設定したいと思っている。復路も安定感のある選手を並べる。
“全員駅伝”でいきたいと思っているので、ポイントになる区間はない。28分台が6人と、アベレージの高い選手たちがそれぞれの力を発揮してくれれば、自ずと結果はついてくる
課題と言われる5区の候補として細谷、橋本らが伸びてきている。6区もそれなりの選手が準備できている。
5区6区に負担を掛けないようなレースをほかの区間の選手もやってくれるはず。