「原点と新化~覚悟をもって頂点へ~」
(コロナ禍について)緊急事態宣言が出て6月までグラウンドが使えない時期は、練習場所を探すことに一番苦労した。
(コロナの影響でプラスになった点)選手1人1人が各自自主的に朝練などを行い、1人1人が自分でペースを決めた。それによってペース配分というものがわかるようになった。結果的に駅伝に良い方向に結びついた。
グラウンドが使えるようになってからはスピード練習や質の高い練習もできるようになり、夏合宿を経てチームのレベルアップにつながった。
全日本優勝のあともしっかり練習ができていて順調。体調を崩さずに行ければいいレースができる。箱根までに何が足りないか考えたが、若いチームでもあり「走り込み」をしっかりやってきた。
強みは「スピードがあること」。
若いチーム。1年生が先輩たちを刺激している。その1年生もスタミナがつき全日本の優勝につながった。
1、2年生が上級生を刺激し、うまくまとまっている。
目標は往路優勝、総合3位以内。
目標総合3位以内というのは「最低限3位以内」という意味。往路優勝をして、その流れでの3位以内。
目標達成にはミスをしないこと。与えられた区間でミスせずしっかり確実に走ることが大事。ミスをしたら優勝はない。
5区6区はしっかり準備をしてきた。きっちり練習してきたことをやれれば結果は出ると思う。
キーマンは鈴木や小林。田澤に次ぐエースがどれだけ仕事をするか。1年生のつなぎも大事。
レースの流れを変えられる選手。どこに置けばレースが動くのかを考えて配置したい。準エースたちの体調も含めて考える。「学生から世界へ」が大事。世界を見据えて日本選手権にも出したが、7000mまで日本記録ペースで走ったことは良かった。