準備も順調にいき、大会でも大きなミスがなく力を出せた。1区藤木が2位で流れを作れたのが最大の飛躍の要因。
予想した通りの順位であり、狙って3位をとれた。往路Vは狙っていたので悔しさは残る。課題としては層が薄いこと。
自身の母校駒沢を初めて上回った。完全勝利はうれしい。今回の駒沢は強いが。
「去年良かった」で終わってはならない。去年を超えるのには覚悟が必要だし、1つ1つの大会で結果をだし力を証明していこうという意味。歴史を受け継ぎながら、真似ではなく新たな未来を作っていこうという思い。学生中心に考案。
4月の緊急事態宣言後は寮に残る選手や実家に戻る選手もいて、個人練習が続いた。大学の施設も使えず、集団にもなれないため、3・4人の小さなグループを作り、人がいない場所で練習をするなど工夫した。6月から全体練習。
選手たちは「なぜ自分たちは走っているのか、なぜ箱根を目指しているのか」など競技観を深めた期間だった。また、自ら練習メニューを作り実行するなど自主性が育まれ学びの多い期間だった。
自分で考えて練習することにより、「練習をやらされる」という概念がなくなった。不思議と練習の質が上がった部分もある。藤木が42キロジョグをやってみたりと、今までやらなかったことに挑戦する選手もいた。
去年の主力が抜け、柱づくりの1年だった。去年の経験者6人が柱。
全日本は9位。1区から本流にのっていけたことは良かった。そのあと耐えられなかった課題は残る。
3年生世代が中心である事をふまえ就任。4年生としては、はがゆい気持ちもあるだろうが協力してうまくチームは機能しているし木付もまとめている。前キャプテンの土方も3年生からキャプテンだったが、木付とは寮で同部屋であり魂を注入されている。この世代が4年生になる翌年はさらに勝負の年になるだろう。
藤木、中西大翔のWエース。自分が「土方さん浦野さんの思いを継承する」と率先して引っ張っている。
去年より全体の層は厚い。中間層のレベルは去年より上。その下が作れれば面白い。
3年生世代が中心だが、4年生が意地をもっている。それが融合している。
目標は総合3位。去年3位をとったので目標を落とす理由は全くない。達成には序盤1区、2区の順位がポイント。
往路で本流に乗っていたい。前でレースをしたい。そのためには1区がどう出るかがポイント。今は日本人も強く、2区でそこまで大きな差は生まれない。3,4区でも大きな差は出ない。やはり差が生まれるのは山の5,6区になる。
5区は育成をしてきた。6区は去年成功したが、今回はその選手がさらに進化をしている。
復路は我慢強く粘る國學院らしいレースをしたい。4年生の意地をみせてほしい。