躍進の要因は予選会から選手たちが目的を共有し、課題を洗い出し、ウィークポイントをあげて克服していったことが大きい。目標に向かい継続して努力ができた。走行距離を延ばし足づくりができたことが好結果につながった。
駅伝は流れが重要な中、1区で米満が区間賞で走り流れを作った。貢献度大。みんな勝負への執念もあった。
予選会突破が大きい目標だったために、細かい育成までできなかったことは課題。6・7区の育成ができなかった。
「獅子奮迅 ~もう一花咲か創価~(もうひとはなさかそうか)」
前回は「やるじゃん創価」というスローガンのもと、周りに「やるじゃん」と言ってもらえるように頑張ってきたが、今回は更に去年を超えていこうという意味を込めた。4年生中心に考案。
コロナの影響で2月上旬から徐々に活動に制限がかかり、4月の緊急事態宣言以降、約2か月は個人練習になった。チームの半分が実家に戻り、半分が寮生活。6月下旬から全体練習に。
例年4~6月は試合に出るが、中止になったことで足作りができた。例年試合により距離をふめない時期にきっちりと土台を作れたのはプラス。
月間750キロなど距離をふんだこともあり、8月の合宿ではケガ人も出なかった。
結果的に8・9月の合宿後、7割近い選手たちが自己記録を更新した。チームの勢いを感じる。
緊張感をもった試合がなかったのは不安ではあるが、チーム内で試合形式のトライアルを行い成長。予選会もなく、箱根1本に集中できたと考えればプラス。
去年走った選手も簡単にレギュラーがとれないほど多くの選手に成長を感じる。そのため去年から半分ほど選手が入れ替わるのではないか。去年の選手も成長しているが、それ以上に下級生の突き上げがある。
戦力はむしろ去年より上がっている。下馬評は高くないのでいい裏切りを見せたい。台風の目になりたい。
シードはもちろんだが、目標は総合3位。個人の試合でも常連校と遜色ない戦いができている。上位で戦う意識は皆高い。
1区から出遅れず流れを作りたい。大砲はいないので前半から調子のいい選手を並べたい。我々はチャレンジャー。
往路も3位以内目標。ポイントは1・2・5区。流れの1区、2・5区は差がつくのでポイント。
復路は往路の順位をどうキープするか。7・8・9区で勝負していきたい。6区は夏から強化してきた。区間10位以内でいってほしい。10区はそれまでの順位のキープを求める。